第3話その3:V2Hとテスラ蓄電池の“相性問題”の実証がついにスタート
2月から、ニチコンV2Hの実証試験を本格的に開始しました。今回の検証ポイントは、前回のブログで触れたこの3つです。
• 余剰太陽光をEVに充電できるか
• 雨天時の発電不足をEVから補えるか
• テスラ蓄電池とV2Hの連携はどこまでスムーズか
ここからは、実際にやってみて分かったことを紹介します。
① 余剰太陽光をEVに充電できるか
ニチコンのアプリで、余剰発電が出始める時間帯を指定し、その間だけ「余剰発電充電モード」で運転する設定にしました。
• 充電開始:12:30
• 充電終了:15:30
結果は、写真1の通り しっかり充電できました。
ただし、充電効率は約90%。
例えば、余剰電力が3.2 kWあっても、実際に車に入るのは2.9 kWほど。約300 Wのロスが出ています。



ニチコンは充電効率を公表していませんが、
一般的には 85〜92% と言われており、今回の90%はまさにその範囲内でした。
つまり、余剰太陽光でEVを“ほぼ無料”で走らせられる。化石燃料を使わず、CO₂も出さない。
これは小さな一歩ですが、確かな実感がありました。
② 雨天時の発電不足をEVから補えるか
2月最初の週末は雪が降り、発電量が極端に少ない日が続きました。ここで逆パターンの検証です。
EVから家に給電して、どこまで賄えるか。
設定は「放電モード」。
テスラ蓄電池が20%まで減ったところで、EVからの放電がスタートします。
(20%は停電時バックアップとして残す設定)
写真2の通り、EVからの給電は問題なく開始。
我が家では初めての“EV給電”の瞬間でした。


ただし、予想通りの課題も見えてきました。
• 自宅の消費電力が 1 kWを下回ると放電が安定しない
• EVバッテリーの保護機能が働き、停止することがある
このあたりは、ニチコン側の設定で改善できる可能性があるため、もう少し検証してみたいと思います。
もし、同じ課題を経験された方がいれば、コメントでアドバイスいただけると嬉しいです。
③ 自家消費100%に向けて、確実に前進
余剰太陽光 → EV充電
発電不足 → EV放電
この両方が実現できたことで、自家消費100%に向けた大きな一歩を踏み出せました。
次回以降は、自宅のエネルギー消費を減らすための断熱改修について、検討状況を紹介していきます。


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